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お父さんとの休日
父親たちの巡礼地?
 ディズニー・ワールド


 その『dads』誌創刊号に、「ディズニー・ワールドのインサイダーズ・ガイド」という面白い記事が載っていた。フロリダ州にある巨大リゾート、ディズニー・ワールドは、ニューヨークのマンハッタン島の二倍の広さがあるが、広いといってもお客も多いため、日本のディズニーランド同様、いつも混んでいる。
 ところが、子供を持つアメリカ人男性ならば、一度はここへ家族を連れて行き、お父さんのいいところを見せなくてはならない。彼らにとってはいわば巡礼地のような場所だ。記事には、そんな使命を背負うお父さんのための、ディズニーワールド・サバイバル方法がユーモアたっぷりに書かれている。
ディズニー・ワールドでサバイバルするための掟

 内容は、「スナック菓子を持参すると、長蛇の列にいるとき便利」、「ステージ・ショーは、座っている時間が長いので疲れが癒せる」、「『カリブの海賊』は屋内が涼しい」、「子供の退屈をまぎらわすため、ポケモンのキャラクターの名前を覚えておく」、「移動中は、常にトイレの場所を確認する」など、涙ぐましいアドバイスばかり。
 そもそもテーマパークでは、まる一日を費やしてアトラクションを制覇しようなどとは、決して考えてはいけないらしい。子供の体力から考えて快適に過ごせるのは、半日がいいところ。まずは二日間のパスを買い、朝一番にパークに行き、日差しの強い午後にはプールに入り、親も子もリラックス。残りのアトラクションは翌日、朝一番か夕方に楽しむのがベストだという。


ワシントンスクェアでキックボード


公園にお散歩
気配りとリーダーシップが父親の魅力?

 家族旅行で、これだけ細やかに気を配り、リーダーシップを発揮してくれたなら、お父さんの株が一気に上昇するのは間違いないだろう。『dads』のような雑誌の登場で、アメリカの父親はますます頑張らねばならないようだ。だが、私は働く女性だから、お父さんが頑張るのは大歓迎。休みは家で寝ているばかりの日本の父親たちもぜひ参考にしてほしい。
おわり

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